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令和7年度 介護施設事業所における業務継続計画BCP研修(自然災害)を開催しました

お知らせ2025
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所長の岡田です。

 BCP(Business Continuity Plan)とは、災害や感染症の大流行等、不測の事態が発生した際にも重要な介護サービス事業を中断させない、あるいは、介護サービス事業を早期に復旧を図るための事業継続計画のことです。

デイサービスセンター・アンサンブルは利用者の方々の身体および生命を守る重要な責任を担っているため、いかなる状況でも介護サービスの提供は求められます。

 また、そうした、非常時にも利用者への影響を最小限に抑えられるよう、介護施設は自然災害に対し常時、検討・準備しておくことがとても大切です。このことから、介護サービス事業者は利用者の安全確保はもちろんのことですが、職員の安全も確保しなければ、この介護サービスの継続は何一つ実現できません。

 そして、BCPは策定して終わりではなく、BCPは全職員で取り組まなければ実効性のあるものにはなりません。

 今回、デイサービスセンター・アンサンブルBCP(自然災害)研修では、東近江市に震度6強の地震が利用者の方の送迎時に発生した事を想定に安否確認の実地研修を実施しました。NTT西日本のホームページを参考にして震災時には携帯電話が不通である事も想定して東近江市内の公衆電話の位置等も検索して、公衆電話から施設に安否確認の報告する実施研修も実施しました。また、この事に関連して、震災時の職員の参集についての確認・研修の実施、BCPの見直しについても実施しました。

 BCPはデイサービスセンター・アンサンブルが存続する限り継続していくべき活動です。緊急事態が発生したときに有効に活用できるよう、定期的な研修・訓練によって職員一人ひとりがリスクに対する意識を高めて実効性の向上に今後も務めて行きたいと思っています。なお、次回のBCP(自然災害)は訓練を実施したいと考えています。自然災害発生時にはデイサービスセンター・アンサンブルは社会福祉事業としての公共性を鑑み、施設や事業所がもつ機能を活かして地域に貢献することも期待されます。施設が災害から無事であれば、福祉事業所としての使命を果たすため、被災した近隣の市民の方々へ炊き出し等の訓練を実施する予定です。

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