所長の岡田です。
福祉施設においては、利用者の安全と生命を守るため、水害・地震・土砂災害を含む各災害に備えた十分な対策を福祉施設は講じる必要があります。
『指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準』の介護保険法の関係法令において、非常災害計画の作成および防災避難訓練の実施については義務づけられています。また、南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率は80%程度と予測されており、いつ巨大地震が発生してもおかしくない状況です。
また、『いつ、どこに、どうやって避難するか』などを考慮してデイサービスセンター・アンサンブル非常災害対策計画書の内容を大幅に変更し、9月に更新しました。また、発災時、全職員が同じ判断と避難行動ができるようにするために非常災害対策計画書は命を守る非常に大切な計画書であると考えます。
本日、デイサービスセンター・アンサンブル防災研修を開催しました。市辺地区まちづくり協議会が発行された『減災かるた』の書いてある内容等を利用者の方々といっしょに確認しました。『減災かるた』は親しみやすいイラストが描かれているため楽しく減災について研修が出来たと思っています。また、東近江市役所 防災危機管理課から『能登半島地震から学ぶ今後の地震対策』DVDをお借りして、利用者の方々、職員も一緒に防災意識を高めるための研修を行いました。

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